〈フローラルフォームの使い方〉

前回の投稿でフローラルフォームの吸水についてお伝えしました。

(2021.8.10 最後に〜追記)

フォームを必要な大きさにカットして

吸水は、そっと水に浮かべる、でしたね。

この時、上から押したりせずに、水が浸透するのを待ちましょう。

フォームにさすときは、大きなものからさしていくのがいいですね。

後で大きめのお花をさす場所がなくなってしまうと困りますから。

どこに置きますか?目線は?

上から見下ろすかんじ?横から見ます?

置く場所を決めてから、高さを決めてカットする長さを決めます。フォームに葉がかかりそうなものは、取り除きます。(ネトワイエ)

葉が密集したり、フォームにかかると傷んだり、特にこの時期、蒸れたりしますので、出来るだけ取り除きます。

茎を斜めにカットして、3センチほどを目安に(出来るだけ)フォームにさしていきます。

フォームにさすのがあまり浅いと水分が行き届かなくなります。

斜めにカットするのは、水を吸い上げる面積を出来るだけ広くするためです。

ハーブは茎が細かったりするものもあるので、さしにくい時は、爪楊枝など使ってみてください。 

一度フォームに挿したあと、さしなおす場合は、その位置より深くさすか、違う場所にさしてください。

中に空洞ができた状態だと水分がなくて枯れてしまいます。

フローリストナイフがあれば、スパッとカットできて、良いと言われていますが、このフローリストナイフよく切れます!

取り扱いには十分ご注意下さい。

しっかりしたステム(茎)のものを切るときなど、自分の手まで切らないように💦

何針か縫う怪我をした方、いらっしゃいます💦

いつも使っているハサミ、坂源ハンドクリエーションも、誤って自分の指にハサミ入れないように、気をつけてくださいね。

大きめの花材をさしてから、その他のもので、雰囲気を出していきます。

一つ一つ、かわいいなぁ、きれいだなぁ、そしてハーブの香りも楽しんでください🌿

私は、後で、ベビーハンズを少し低くして、位置を変えました。

本来なら、葉物などを使って足元を隠すのですが

暑い時期なので、風がぬけるように涼しく、足元も少なめにアレンジしました。

真ん中はわりとあけています。

サマーアレンジメント

中で茎がクロスしてしまうとフォームにさせなくて困ってしまいます。

最後に!

フラワーベース(花瓶)と違って、水分量が目で見てわかりません。

なので、毎日、口の細いもの、または霧吹きなどでお水をあげてください。

セロファンの外側(籠の内側に、セロファンで防水しています)に水入れちゃうと、水がこぼれてしまいます。

水入れる場所がない時は、一本抜いて、そこからお水を入れる。

いっぺんにたくさん入れると、これも水が溢れるので、様子を見て。

フォームを触って水分量を確認するのが一番わかりやすいですね。

細かいところはまたレッスンでお伝えしていきます。

この画像のお花についてのお話は、また次回にしますね。

いつもご覧いただきありがとうございます🌿

お花とハーブがお役に立ちますように。


Pomme de fleur (ポム・ド・フルール)

Fumiyo Kosugi

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