はじまりは、ここからでした。
いつかお花の仕事がしたい。そう強く思うきっかけになったことをお伝えします。
自身の結婚式、(随分、昔です)本当に本当にたくさんの方にお世話になり夢を叶えていただきました。
まだ滋賀にはガーデンウェディングがなかった頃。
赤毛のアンが、大好きで、グリーンゲイブルスで式を挙げて、お庭でパーティーをするというスタイルに憧れていました。
海外ではこのようなスタイルが多いのか、以前、レッスンを受けた、アイロニーの谷口オーナーからも、フランスのウェディング装花のお話を聞くことができ、とても興味深かったです。(jardin du I’llony 素敵なお花屋さんです。アイロニー 花 で検索してみてください。YouTubeやInstagramはお花のことについて、こんなことまで教えていいのというくらいオープンにされているのでとても勉強になります)
フランスでは(夕方ぐらいから?)教会で式を挙げて、それから自宅や別荘のガーデンに屋根付きのテントを張って(レンタル業者がある)夜中から朝方までパーティー、皆んなで踊るらしいです。始まるのが暗くなる時間くらいらしいですが、それでもパワフルですね。
とっても楽しそう。ケータリングサービスもあるそうです。
私の時は、大阪や京都でガーデンウェディングをされているところがあるのは知っていたので、雑誌などで調べて、神戸にも見に行きました。
やっぱりステキだなと思い、滋賀に素敵なガーデンのある会場をあちこち探して、こういうことをしたいんですと交渉しましたが、どこもそんなことはやっていませんと断られました。
外で食事をすると言うのが一番ネックだったようです。
諦めかけていた時、ホテルレークビワさんの前を通りました。
琵琶湖のほとりで、素敵なガーデンもあり、これが最後とダメ元でお話を聞いてもらったところ、物理的に不可能な事以外は全てやらせていただきますとの回答をいただきました。
ちょうどガーデンウェディングもしたいなと思っていたとの事で、とってもびっくり、そして何よりホテルの皆さんがすごく明るくあたたかく親身になってくださったのが心に残って感動しました。
お花が好きなので、ホテルで契約しておられる花屋さんを紹介してもらい、プランに相当分の花材を一つ一つ注文して、直接受け取りに行きました。
2年ほど華道を習っていたのですが、ワンデーレッスンを少し経験しただけで、それこそ、ブーケの束ね方も知りません。
本や雑誌を買い込んで、オアシス社のカタログを取り寄せ、段ボールにいろいろ資材を送ってもらいました。
新居のすぐ近くにカーネーションの生産農家があり小売もされていたので、蕾まで全部咲く新鮮なカーネーションと立派なデルフィミウムを分けていただくことができました。
はじめてお花を栽培されているところに行き、ハウスに育つカーネーションをみて、素敵だなと、大切に育てられているのだと、とても心に残りました。
やっぱり、お花が摘み取ったばかりで、生き生きとしているんです。みずみずしいお花は、まだ蕾で、キュッとしているのでこれからどんなお花が咲くんだろうとわくわくします。
このお花をweddingに使ったら素敵だなあと思うきっかけになりました。やっぱりみずみずしいお花は、エネルギーに満ち溢れていて素敵です。
ウェディングの装花をどうしてもやってみたい、でも他の人のウェディングはとっても不安があったのでそれなら自分の時にしたいと強く思ったのです。
こんなチャンス、今やらないと一生後悔すると思いました。
結婚式に憧れとか全然なかったので、自分でも不思議だったのですが、私は一生結婚する気がなかったので、いろいろ心配かけたりお世話になった皆さんに感謝の気持ちを伝えたかった。ただそれだけだったのです。
なのでホテル側から、屋台でステーキを焼いて、天ぷらもその場で揚げましょう、最後は琵琶湖に噴水があるのでお開きのタイミングで噴水の水が出るようにしましょうか?とご提案いただいた時は、嬉しかったです。
じゃあ、フラワーシャワーとか弦楽四十奏で生演奏とかやってみたいです、ケーキもいつも通っているお店のものを、ゲストにトッピングしてもらいたいんですけど、持ち込みいいですか?
など、たくさん持ち込みさせていただきました。
今はホテルはもうないけれど、担当者のUさん、スタッフの皆さん本当にあの時はお世話になりました。
ご列席の皆様にも協力していただき仲人さん奥様のお琴の生演奏や、全員でじゃんけん列車まで。
その時のようすは雑誌サヴィ・ウエディングの読者のページに掲載していただきました。(その時の雑誌に興味のある方は、お会いしたときにお声掛けください)
琵琶湖のほとりで緑に囲まれた自然豊かな素敵なガーデンでの想像以上のwedding。
今でも、あの日のことは強く心に焼き付いていて、人生の大きな試練にくじけそうになった時にも、ふと思い出し心の底から力がわいてくる。
お一人お一人の笑顔が、お花と重なって記憶に残り勇気づけてくれる。
お花は永遠ではないけれど、人の心にこんなに残って、自分でも驚くほどの力をくれるのだと、はっきりと感じました。
人との心温まるつながり、お花にふれ、自然とつながることでの感動。
人生で大切なことを学ばせていただきました。
不安に満ち溢れた時代に、今こそ、私がいただいたものを、お返ししていきたいと、お花に願いを込めています。
Pomme de fleur(ポム・ド・フルール)のお花が少しでもお役に立てれば幸いです。
お花のことで、ご相談がありましたら、公式LINEアカウントまたは、lalala23439@gmail.comまでどうぞ。
ガーデンやレストランなどで、weddinng装花をしたいな、チームを組んでアイシングも素敵だななどと、夢はふくらみます。
やっぱりブーケも、ブーケ・ド・マリエが素敵だな✨✨✨
最後まで、読んでいただきありがとうございます。
皆様のお幸せをお祈りしています。
素敵な人とのつながり、お花や自然とのつながりで良いご縁がつながりますように。
Pomme de fleur (ポム・ド・フルール)
Fumiyo Kosugi
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